お役立ち

社員アンケートを実施しても、結果をどう活かせばいいか分からないまま終わってしまう、という声をよく耳にします。
アンケートで声はたくさん集まるけれど、分析に時間がかかってしまい、次の一手までたどり着けない、という方も多いのではないでしょうか。
働き方が多様化し、社員一人ひとりの気持ちや考え方も以前より見えにくくなってきました。
そうした中で、従業員アンケート(社内アンケート)を実施する企業が増えてきています。
ただ、アンケートを実施すること自体が目的になってしまい、集めた声をどう次につなげればいいのか分からないまま終わってしまうケースも少なくないようです。
この記事では、従業員アンケートの意味や実施するタイミング、メリットや注意点、活かし方のポイントまでをやさしく整理しました。
あわせて、集めた声をどう組織の改善につなげていくかについても触れていきます。
ぜひ、最後までご覧ください。

従業員アンケート(社内アンケート)とは、働く人が仕事や職場に対してどのように感じているかを、アンケートという形で聞き取る取り組みのことをいいます。
働きやすさや人間関係、評価制度への納得感など、日々の会話だけでは拾いきれない気持ちを、まとまった形で把握できる点が特徴です。
従業員アンケートというと、実施すること自体が目的になってしまいがちですが、本来大切なのは、社員の本音に気づき、それを組織の改善につなげていくことです。
アンケートを取って結果を眺めるだけで終わってしまうと、社員からすると答えても何も変わらないという印象につながりかねません。
声を集めることは、あくまでスタート地点であり、そこからどう職場を良くしていくかまで見据えて取り組むことが、従業員アンケート本来の目的だといえそうです。

半期に一度、あるいは年に一度など、定期的なタイミングで実施することで、社員の気持ちの変化を継続的に把握しやすくなります。
同じ質問を繰り返し聞くことで、数字の変化から課題の兆しに気づきやすくなるというメリットもあります。
人事制度の変更や、大きな組織改編があったときなど、変化があったタイミングでアンケートを行うことも有効です。
変化に対して社員がどう感じているのかを早い段階で把握できれば、思わぬ不満やすれ違いが広がる前に、手を打てる可能性が高まります。

日々の業務の中では言葉にされにくい小さな違和感や気づきも、アンケートという形であれば拾いやすくなります。
普段は口に出さないようなことも、アンケートというワンクッションがあることで、伝えやすくなる場合があるようです。
従業員アンケートのポイントである「従業員満足度(ES)」について知っておくことも大切です。
ESについては下記の記事をご覧ください。

不満や違和感が積み重なった結果、突然の離職につながってしまうこともあります。
定期的にアンケートを行うことで、そうした兆しに早い段階で気づける可能性が高まります。
新しい制度や取り組みを始めたあと、それが実際にどう受け止められているのかを確かめる手段としても、従業員アンケートは役立ちます。
数字や声の変化を追うことで、取り組みの効果を振り返ることができます。

一般的な従業員アンケートは、5段階評価などの選択肢を中心に作られることが多いようです。
ただ、選択肢だけでは、なぜその評価をつけたのかという理由までは見えてきません。
同じ点数をつけていても、そこにある気持ちは人によって全く違う、ということも珍しくないようです。
誰が答えたかが分かってしまう状態だと、社員は本音を書きにくくなってしまいます。
特に評価や上司への意見に関わる質問では、匿名性がしっかり守られているかどうかが、回答の中身に大きく影響してくるようです。
社員はアンケートに対して、意外と多くのことを書いてくれるものです。
ただ、自由記述で集まった声を一つひとつ読み込み、傾向を整理していく作業には、想像以上に時間がかかってしまうことがあります。
人事担当者や店舗の責任者が、この分析の段階で手一杯になってしまい、本来大切なはずの次にどう動くかまで手が回らない、という声もよく聞かれます。

集まった声は、そのままにせず、職場環境・人間関係・評価制度といったカテゴリや、部署ごとに整理していくと、課題の所在が見えやすくなります。
全体の傾向だけでなく、部署ごとの違いに目を向けることで、より具体的な打ち手につながりやすくなります。
アンケートの結果を、経営層や人事だけで抱え込まず、現場にも共有していくことも大切なポイントです。
自分たちの声が届いているという実感は、次のアンケートへの協力姿勢にもつながっていくようです。
結果を整理し、共有したうえで、実際に何を変えるのかというアクションにまで落とし込むことが欠かせません。
小さな改善であっても、実際に変化が起きたと感じてもらえることが、アンケートへの信頼につながっていきます。
ここまで見てきたように、従業員アンケートにおいて本当に時間をかけるべきなのは、声を分析することそのものではなく、そこから何を改善するかを考えることです。
分析作業に追われてしまい、改善の検討まで手が回らないとしたら、それは少しもったいない状態なのかもしれません。

従業員アンケートは、集めて終わりにするのではなく、そこから組織をどう良くしていくかにつなげてこそ、本来の意味を持つ取り組みです。
社員の本音を丁寧に受け止め、次の一手を考えていく姿勢が、これからの職場づくりには欠かせない視点だといえそうです。
ホンネPOSTは、こうした従業員アンケートを作成・実施するだけでなく、分析に時間をかけずに把握できるように設計されたサービスです。
集まった声の整理や傾向の把握にかかる時間を大きく減らせるため、人事担当者や店舗責任者は、分析作業ではなく、次の打ち手をどう考えるか、その意思決定に時間を使えるようになります。
声を集めることに加えて、そこからの改善までしっかりつなげていきたいという方は、ぜひ一度、ホンネPOSTの取り組みをのぞいてみてください。

従業員アンケートは、実施すること自体がゴールではなく、社員の本音に気づき、組織の改善につなげていくための手段です。
選択肢式のアンケートだけでは見えにくい本音をどう引き出すか、そして集めた声をどう分析し、次のアクションにつなげるかが、これからの従業員アンケートには欠かせない視点なのではないでしょうか。
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また、本当に難しいのは「集まった回答をどう分析し、どう次の打ち手に活かすか」なのです。
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